変わらないものがある

2006.8.31


画像は、9月21日発売予定の「モーニング娘。/2007年カレンダー」です。

ここでの8人娘。は、3-2-3システムという新仕様。
さらに、11/8(水)には、おそらくこの8人で、モーニング娘。31枚目となるシングルをリリースする予定です。
そういうのを見ると、止まらないモーニング娘。を実感してしまいます。


この夏、立て続けに2人のメンバーが卒業しました。
モーニング娘。は10人体制から、8人体制へ。
一方で、8期メンバーオーディションを行うことも、決定しています。
変わり続けるモーニング娘。


けれども、ずっと変わらないものもあります。
昨日、放送されたのは「娘。DOKYU!EXTRA」小川麻琴ラストステージに密着の第2夜。
カメラがとらえたのは、変わらないメンバーの絆
舞台裏には、もう一つのドラマがありました。




本番真っ最中
舞台裏ではこんな会話が…

ガキさんの横に座った麻琴が、こう言う。

泣いちゃダメだよ
今日、絶対泣かないでね。
つられるから。

「ヤだぁ」と、子どものような答え方をするガキさん、、、
その声は舞台上で発する声と全然、別の、
今にも消え入りそうな声だった。。。

小川が席を離れると、新垣の目からは自然と涙が、、、


こういうの見ちゃうと、切ないです、、、
けれども、
とても美しい涙です。
5年前に加入したときは、まだ12歳でしかなかった、素直な心を持ったガキさんにしか、流せない涙だと思います。


「あと1時間しかない…」
麻琴がつぶやく。
舞台からは、牢番たちがサファイアたちを見送る場面で歌われる歌が聞こえてきます。

その場所に来た愛ちゃんが、舞台へ向かう麻琴へ手を振ります。
「見えなくなる〜まで〜♪」

家臣ナイロンとして舞台へ向かう麻琴を見送って、ガックリと肩を落とす愛ちゃん。
サファイアとしてではなく、同期メンバーとして、
強く襲ってくる淋しさをこらえている、一人の19歳の姿を、カメラはとらえていました。


ミキティは驚くほど弱々しい声で、愛ちゃんにこう話しかけた。
「愛ちゃん、魔女が泣いちゃったらどうしよう…」
高橋愛は、即答した。
「泣きな」
温かい声だった。
愛ちゃんの、心のぬくもりが感じられる声だった。
ミキティは、麻琴を抱きしめた。
一瞬、つらそうな表情を見せる。
けれども麻琴と顔を合わせる時には、もう笑顔だった。
ず〜っと笑顔で、ずいぶん長い間、ミキティと麻琴は顔を見つめ合わせていた。