いざ、、、そして


昼公演の様子も聞いてたのですが、夜公演は最初、ののが足を引きずりながらも顔を見せてくれました。
「足以外はメチャメチャ元気なんで」といつもの元気なののが見られてホッとしました。


今回の座席はかなり無理したので1階G列一般席最前の通路席でした。
参戦時には今まで使ってなかった巻物写真集の付録の願い事がかなうホワイトバンド(ただし腕に一度着けたらハサミで切り離すしかないってヤツ)に、
(いい卒業式になりますように☆)と書きました。
そしてその通りになりました。




今回もレポとは言えず、セットリストに沿って書きません。
と言うよりも卒紺初参加のぼくにとって紺ちゃん、麻琴っちゃんからの手紙、そしてメンバーからの最後の言葉がすごく印象的だったからです。
麻琴っちゃんが手紙を書いてきたというのを聞いて、ちょっと会場が微妙な空気になりました。
麻琴っちゃんのボードを持った方も多くいましたが、あの企画が成功して観客席はピンクに染まっていたからです。
ただ麻琴っちゃん自身も言ってましたが自分の卒業は1ヶ月後だということで手紙の真ん中は、卒業する紺ちゃんへの想いが綴られていました。
会場の空気が一瞬にして変わったのはモニターが紺ちゃんのアップを映し出した瞬間でした。
紺ちゃんは泣きじゃくっていました。
卒業発表でも涙を見せなかった紺ちゃんが、少女のようにただ無力に泣いていました、、、


自分の手紙を読むときには、もう彼女はプロに戻っていました。
書いてきた想いをきちんと(でも何度か崩れそうになりながら)最後まで伝えていました。
そして「好きな先輩」へ


続いて、メンバーがひとりひとり麻琴っちゃんと紺ちゃんに最後の言葉を言っていきます。
最初の絵里のとき、ぼくは、もう無理でした。
紺ちゃんはゆっくりとしてるんだけど…きちんとしなきゃとか思ってたわたしは、そんな紺ちゃんを見て癒やされてました」
おれも…と思った瞬間、ぼくの涙は止まらなくなりました。
どの娘が出てきても、ぼくはコメントに泣き、プロを忘れてコメントが言えない娘の姿に泣き、今までの関係を思い出しては泣き、、、
タオルで顔を覆ってたら大切な場面を見逃すってわかってましたが、もう大声を上げて泣きたかったくらいでした。
「本気で熱いテーマソング」も、絶叫してしまいました。
アイドルのライブでこんなに泣いてる自分がおかしいと思うんですが、紺ちゃんの卒業式は自分の想像してた以上でした。
今までの想いもあって、モーニング娘。紺ちゃんも、もう見られないってわかってましたし。
終演後「こんこん、麻琴」「最高」コールがありましたが、ぼくにはツラ過ぎ、すぐに席を立ちました。
顔を上げることができないまま夜の渋谷に出て、まっすぐホテルに帰ってきてしまいました。


そして、今日を振り返っています。
今日は見に来てよかった、と思います。
泣くだけ泣いて、そんな場面に居合わせることができただけでも幸せでした。
夜公演が始まる前のぼくは、ひとつもわかってませんでした。

今日で、いろんなことが終わり、そして新しく始まります。
今日は、ぼくらにとっても卒業式です。


今、ようやく自分が書いた文章の本当の意味を、遅すぎるけど、実感しています。