継続する

2008.3.24




なんで毎日、続けてるんだろうってことがあります。


朝食は必ず、摂る。
ごみを分別する。
ブログを書くことも…そうなのかな?


毎日の習慣、
それが人間性をつくり、人生も決める
そう言っていい、と思います。


ぼくは「プロフェッショナル -仕事の流儀- 」という番組が、好きでした。
毎週登場する、その道のプロたちの仕事の流儀を、紹介するという番組。
ぼくが最初に見たのは、
棋士 羽生善治」さんの回でした。



10代のころから、その才気を発揮し、天才と呼ばれる羽生だが、
25才という若さで7冠達成という頂点を極めた後、漠然とした不安に駆られ始める。


『この先どうなるのか』


迷いとともに次第に戦績を下げ、2年前には、タイトルは1冠にまで落ち込んだ。
そんな時
見慣れたはずのベテラン棋士たちが将棋に打ち込む姿を見て、羽生はあることに気づく。


『才能とは、一瞬のひらめきやきらめきではなく、情熱や努力を継続できる力だ』

「勝ち負けだけにこだわらず、生涯をかけ自分の将棋を極める」
羽生は今また、新たな境地で将棋に挑んでいる。

昨年末のスペシャル版で、
視聴者から最も支持を受けたのが、この羽生さんの回でしたから
ご覧になった方もおられると思います。
ぼく自身も、かなり感銘を受けました。



誰しもぶつかる壁。
それは天才も、同じです。
いえ、この職業はさらに挫折が多いのでしょう。
勝負師ゆえ。


「継続は力なり」なんて言葉を、いくら聞いても
「継続する技術」なんてビジネス書を、いくら読んでも
この番組を見たときのような迫力では、続ける大切さを語ってくれはしません。

「努力を続ける力こそが才能」
これは、紺ちゃん長距離走へのこだわりにも通じるところがあります。


ぼくには今、年末からずっと続けていることがあります。
最初は、せめて「魅ざる祝ざるGOODSAL!」大阪公演まで
紺ちゃんに会うまでは、続けようと思ってました。
それが、いよいよ3ヶ月を過ぎようとしています。

なぜ続けてるのだろう。

時々、そう感じます。
内容は、他愛もないことです。
でも、
ぼくには続ける自信がなかったから、誰にも言わずに始めました。
それが今でも続いているのは「習慣化」という理由だけでは、ないと思います。
どこかに、この番組を見たときの想いが、残ってるのだと思います。


「プロフェッショナル」から学んだことは、たくさんあります。
毎回、登場する人たちの、熱意と真摯さに心打たれていました。
でも、
極めるということは、なにも特別なことではなく、
挫折も含めて、自分が経験したことを、いかにプラスへ活かせるかだなと思いました。


もうちょっと頑張ってみます。