ALL FOR ONE&ONE FOR ALL

2007.6.19



一年前の7月23日、ぼくたちは紺野あさ美さんを見送りました。
「この日だけは…」
そんな思いで、ぼくも代々木までチケット掴んで駆けつけました。
それが北海道であったとしても、行ったことでしょう。
ぼくらはモーニング娘。紺野あさ美さんを、ずっと応援してきたのですから。
そんな彼女の卒業式だったのですから。


ファンの見守る中、それはメンバーと抱きしめ合いながらのラストステージでした。
5年間の想いをこめて熱唱する彼女の姿が、そこにはありました。
そしてステージでの役目をすべて終え、観客に手を振りながら、背中に見えない翼を広げてtake offしていきました。


12月28日、そんな彼女からハロー!プロジェクトのファンクラブへメッセージが届きました。
それは公式サイトを通じて、ぼくらへも知らされました。
「私、紺野あさ美はこの度、慶應義塾大学に無事合格した事をご報告させていただきます」
と始まった、メッセージ。

モーニング娘。としての活動はとても有意義だったのですが、
仕事と勉強の両立は自分にとても厳しくて、
たくさん悩んだ結果、勉強に集中する環境が欲しくて、
会社のスタッフさんと何度も話し合った結果、
「勉強を優先する!」と 決意し、
当初出演を予定していました『リボンの騎士』を降板させて頂きました

というあたりでは、そうだったんだ〜と、初めて聞くことまで語られていました。
このメッセージ自体が、しばらくは出会うことがないと思っていた彼女からの、特別なプレゼントのように思えました。


そして、それからさらに半年たった今日。
モーニング娘。卒業メンバーである紺野あさ美さんが、フットサルチーム「ガッタスブリリャンチスH.P.」に復帰というニュースが飛び込んで来ました。
ぼくは、ついさっき帰宅してから知りました。
そして自分自身、久しぶりとなってしまった更新をしています。。。




在学中にガッタス復帰というのは、あり得ない話ではありませんが、ぼくにとっては想定外なニュースでした。
「いったん、このお仕事からは離れて」
というのは4年間のことだと思い、4年後の大学卒業までは彼女に会うことはできないと思いこんでいたのです。
けれども、このことを報じた一文を読んで、ぼくはとんだ計算違いをしていたのだと気づきました。
それは、この文です。

所属事務所によると、モー娘。を卒業する際、紺野から「大学に合格できたら、ガッタスでフットサルを続けさせてほしい」との強い申し入れがあったという。(サンスポ記事より)

彼女の「ガッタス愛」は、ぼくが思う以上に計り知れないものでした。
これを読んだときに脳裏に浮かんだのが、かつてのすかいらーくグループのCMでした。
それはガッタスが起用されたCMでした。


藤本 美貴 : 頑張っている人も、
是永 美記 : 悩んでいる人も、
辻 希美 : 笑っている人も、
紺野 あさ美 : 泣いている人も、
吉澤 ひとみ : みんなが一つの目標に向かっている。
みうな : 挫折して、
あさみ : 努力して、
柴田 あゆみ : 一緒に泣いて、
里田 まい : 一緒に笑って、
石川 梨華 : 新しい自分がそこにはいた。
辻 希美 : 私の居場所がそこにはある。
Gatas : 仲間がいるから頑張れる。


今、改めてメンバーを見ると、この一年というのはハロプロにとって激動の年だったという思いも正直なところ、あります。
でもあの頃、メンバーが、心からこう思っていたのは事実なんだと思います。
久々にチームに合流するという紺ちゃんが、この気持ちを忘れずに持ってたってだけで、ぼくは今回のガッタス復帰に賛成します。
「ご飯屋さんでメニューを選ぶのにも困る」ってメンバーにも言われるほど、
優柔不断な紺ちゃんが決めたことです。
応援したいと思います。


紺ちゃんガッタス再加入に合わせたかのようにガッタスが今回、CDデビューしましたが、こちらの方は、その予定を聞いて「なぜ」と思いました。
しかし、彼女は
ガッタスと大学の予定が重なった時は、学業を優先させていただきたい」
と明言しています。
夢に向かって、そして熱い気持ちを忘れずにこれからもがんばっていってほしいです。

大学生活と両立できるか悩みましたが、両立して頑張っていこうと決意が固まりました。大学受験を応援してくれたみなさんにまた会えることを、とても楽しみにしています。


こうしてまた、彼女の言葉が聞けたことをうれしく思っています。